きずな綜合会計事務所∣Kizuna Accounting firmきずな綜合会計事務所∣Kizuna Accounting firm
  • トップ
  • サービス
  • Aboutus
  • news
  • knowlege
  • aboutus
  • aboutus
ファンド組成

デットファイナンスのメリット

今回も引き続き、資金調達についてお話します。今回はデットファイナンス(借入・社債発行など)のメリットをお話します!

経営権に影響を与えない

借入や社債を発行しても、あくまで投資者は企業外部の債権者という立場であるため経営参加権はありません。そのため、基本的に経営に影響は与えません。ただ、返済が危ぶまれる場合には、半沢直樹のように経営に関与してくることは考えられます。

期待収益率(投資者の期待する投資額に対するリターンの規模)が小さい

期待収益率とは、融資額に対してどれくらいのリターンを望むか、です。融資や社債の場合、投資者が求めるリターンは元本と利息です。企業は最悪、元本のお金を使って事業に使い、利息分の利益を獲得すれば、リターン(利息)を返すことができます。例えば、融資額が100万円利率5%の場合、簡単に言えば、100万円を使って事業を行い、105万円を稼ぐことができればOKとなります。そして、105万円以上かせぐことができれば、それは会社の利益となります。詳しくは、次回お話する予定ですが、エクイティーはデットより通常この期待収益率は高くなります。

節税効果がある

融資を受けて利息を払う場合、その利息分は税務計算上、損金(費用)として認識でき、所得(利益)を減らすことができます。そのため、利息の税率分はキャッシュアウトを防ぐことができます。

信用創造

過去に融資を受けていて、利息も含めてしっかりと返済できている実績があれば、「この会社は信頼できる」と思われ、信頼力が上がります。

以上、デットファイナンスのメリットを紹介しましたが、稼ぐことのできる事業を行う自信のある方は、デットファイナンスがオススメです。利益に応じて株主に還元しなければならないエクイティーファイナンスとは異なり、デットファイナンスでは稼げば稼ぐだけ会社の利益になるためです。逆に、デットは借金と同様であるため返済できないリスクが高いある場合(自信がない場合)には、オススメできません。デットのメリットをお話しましたが、きずな会計事務所は経営革新等認定機関に認定されているため、普通よりも有利な条件の融資案件も紹介できます!ファイナンスを少しでも考えている方は、是非一度ご連絡ください!

次回は、エクイティーファイナンスのメリットをお話します!